2008.01.17
※ HBCDに関する科学的な評価、2件報告される
欧州においても、日本においても懸案となっていたHBCD(CAS 25637-99-4、他)
のリスク評価が昨年末に終了した。
EURAにおいては、考えられるすべての項目、日本
では、化学物質審査規正法上の規定に従って、安全性点検(分解性及び蓄積性)に続
いて、国による予備的な毒性評価(=RATを対象とした2世代への反復投与毒性検
査)が終了した。 但しこれらの評価は、HBCDの法・政治的な使用の継続や禁止を最
終的に決定するものではなく、今後、欧州においても代替品の有無、環境への曝露の
レベル(又は、HBCD使用業界などの曝露削減活動の有無、その成果)の評価を実施す
ることによって、最終評価がなされることになっている。
◎2008年1月21日 一部、ダウンロードファイルの修正と削除を行いました。