●※ EU地域での臭素系難燃剤の環境への曝露削減活動 (VECAP)
欧州における臭素系難燃剤のリスク評価はほぼ終了に近づきつつある。 ご承知のようにPBB及びPenta, Octa-BDEの製造・販売はリスク評価を受けて中止された。 こうしたリスク評価の最大の成果の一つが、「臭素系難燃剤の環境への曝露は、難燃剤及び需要家の製造工程が主であることをつきとめた」ことである。こうした評価を受けて、主要な難燃剤(Deca-BDE、TBBPA]及びHBCD)に関しては、業界のみならず、ユ−ザ−業界(難燃樹脂や難燃繊維業界)を含めた、環境中への自主的な曝露削減活動が2004年に開始され、今回はその第二回目の実績報告が発表された。 こうしたVECAPは、REACHの「認可」のプロセスにおいて評価され、有効な(難燃機能及びよりハザ−ドの少ない)代替品が上市されない場合には継続的な製造・使用が許されることになると考えられている。 先ずは報告書を見て欲しい。 なお日本では、第一種監視化学物質であるHBCDから独自のVECAPを企図し、現在検討中である。
