●※ RoHS改訂の動き(その2・その3合併号)
その2 (議会環境委員会票決): 6月2日に票決が行われました。 結果、臭素系難燃剤、PVC等は、Annex IV(禁止物質)から外れました。 代りにNano-Silver、Long multi-walled carbon nanotubesが入り、一方でAnnex III(優先評価物質)は禁止物質極小化の反動か、大幅拡大となり、臭素系難燃剤はOrgnobromines(有機臭化物)と言う大括りの中に入ることになりました。 方法論は玉虫色の内容となりました。
何という一貫性の無い票決結果でしょう。 結局、各委員は支持者に対するスタンドプレーに走り、表面的な成果を誇示するためのものでしかなかったのでしょうか(例えば抵抗の大きい臭素系難燃剤、PVC等は諦め、隙をついてNano-silverを潜り込ませた様に見えます)。 議会での本投票には、政党は独自の修正案を出せるとのことでもあります。 議会環境委員会票決の重み・意味が何処にあるのか理解が出来ません。
票決結果(弊フォーラム本部が纏めたもの)はこちらから
6月2日付け、EBFRIPの声明はこちらから
その3 (最新情勢): 弊本部によると「環境委員会票決後、欧州議会、欧州理事会及び欧州委員会の3者による所謂第一読会合意を模索するための時間が必要であるため、RoHS 改訂の本会議投票は10月に延期となりました。 これら3機関による技術会議(technical meeting)の第一回は6月に開かれ、第2回は7月9日に行われます。 非公式な交渉は9月に開始が見込まれ、議論を呼んでいるオープンスコープ、新たな規制物質決定の方法論、Annex III 及び IVの内容(物質)が討議される見込み」とのことです。
その2でお伝えした環境委員会票決内容では無理があり、心ある者が取り纏めに当たっているものと思われます。
